GOLF coach Yumi Wakabayashi

ゴルフ、コンディショニング、コーチング、プライベートについて書いているブログです。

ゴルフとの出会い

私の人生のになっているゴルフ。

 

子供の頃からゴルフが身近にあったわけでもないのに高校3年の夏に始めたゴルフが自分形成の軸になるとは、、、

 

私立で女子校。

強くはない(はっきり言って弱い笑)

けど3年間部活に明け暮れ運動を続ける楽しみを覚えて卒業後もスポーツを続けてみたかった。

進路も漠然と保育科か体育系に進みたかった程度(ちょーあまちゃんな考えでした)

 

丁度バブル後期。

母の『ゴルフしてみたら?』の一言で当時シングルプレーヤーでクラチャン(クラブチャンピオン)も獲る腕前の叔父に頼んで夏休みに叔父のホームコースでキャディのバイトをさせてもらいました。

 

富裕層だけのゴルフ!

という風潮の中、一般家庭の高校生がゴルフをするにはまだまだ世間の風当たりは強かったと思います。

 

母はゴルフをする=お金持ち

と私が勘違いしない様に?

生意気な考えを持たないため?

 

多分、後者だと思いますが先ずはキャディの仕事をしてキャディさんの大変さと働いたお金で自分のクラブを買い、道具を大切にしなさいと教えたかったのだと思います。

 

話は一旦逸れますが、、、

 

私が『ゴルフ』を大切にしている理由の一つに、

『ゴルフ』を通じて出逢う人達によって自分の可能性が広がる

 

ことだと思っています。

 

話を戻すと、、、

この高校3年の夏のバイトでまさにはじめての可能性を広げる出会いがありました。

お客様の中に【日本女子プロゴルフ協会】の事務局の方がいらして初めて『プロゴルファー』という職業があることを知りました。

 

お客様に『君はお尻が大きいから球が飛ぶよ、女子プロを紹介するからプロゴルファーをめざしたら?』

と言われて(今だったらなんの根拠?と聞き直すと思うけど笑)

その事を家に帰って話したら娘をプロゴルファーにしたかった叔父がすぐに動いて(ホントに早かった❗️)

 

あれよあれよと言う間にBayashiが【プロゴルファーを目指す】

という方向で物事が進み出し19歳の誕生日に栃木のゴルフ場に研修生として入寮することになりました。

 

中学生で2つ先の駅まで出かけて帰りには違う方面の路線に乗車して家に帰れず

迎えにきてもらうほど温室も温室ちょーが付く程、過保護に育ってきたのに

入寮した土地にはマックもない、見渡す限り田んぼと山。

他人の釜の飯を食べてゴルフ道を極めることはできるのか?

行ったその日に不安になり、プロゴルファーを目指したことをちょっとだけ後悔(笑)

そこからBayashiの人生は大きく変わりはじめました。

 

やること、見ること全て初めて。

ゴルフのクラブを握ったのは入寮してから3か月後。

それまでゴルフ場オープンまでゴルフ場の管理課仕事を毎日して基礎体力作り(と言う名の労働)をしてそれから364日ゴルフ漬けの毎日が続きました。

 

師匠は『世界で三本の指に入る美しいスイング』と称された中嶋常幸プロのお父様。

 

Bayashiのゴルフ人格を作り上げ、夢のまた夢と思っていたプロゴルファーに育ててくれた中島巌氏の話は外すわけにはいかないのでブログに書き記していきたいと思います。