苦手を克服!アプローチの練習方法と考え方
ゴルフコーチの若林由美です。
今回はスコアメイクの鍵を握るショートゲームについて!
よく「アプローチの距離感が合わない」という悩みを耳にします。
1ヤードは何センチかご存知ですか?
1ヤード=91.44センチ 1m弱なんですね〜
知っている方も居ればへえ〜と思う方もいるかもしれません。
現在ゴルフ場での標準表記は殆どヤードで表示されていますのでこの機会に是非覚えておいてくださいね!
次にあなたがコースでファーストパットを打つ前のショットを思い出してください。
30ヤードですか? それとも50ヤード前後が多いですか?
スコア100〜120くらいで回っている方の多くが50ヤード前後の距離が残ることが多いと思います。
アプローチの練習方法と考え方その1
大切なのは実際の距離を知ること
もしあなたが、コースで50ヤード前後の距離が多く残るとしたら50ヤードの距離を正確に測って実際に50ヤード目掛けて打ってみてください。
できれば余り高低差がない場所がいいと思います。
実際に打ってみてどうでしたか? 遠かったですか? それとも近かったですか?
実際の距離に対してあなたの感覚が合っていれば得意な距離としてあなたの戦術のひとつにしてください。
感覚が合っていない場合は、まず50ヤードを狙った時に50ヤードはこれくらい打てばいいという感覚を身につけていきましょう。
現在は距離を測定する機械も豊富にありますし、セルフプレーが多くなったのでカートにGPS機能がついているものもあるので是非活用してみてください。
アプローチの練習方法と考え方その2
実際の距離を信じて打つこと
ゴルフ場はフラットなコースだけではなく丘陵コースや林間コースなど実測の距離に加えて高低差を計算に入れてクラブ選択を求められる場面も多くあります。
【クラブ選択】というのもゴルフでは大切な技術のひとつになりますが、
スコア100から120のプレーヤーの場合
・スコア120の人の多くが50ヤードからグリーンに乗せられる回数が少ない。
・スコア110の人は50ヤードからグリーンに乗せられるようになってくる。
・スコア100の人は50ヤードからターゲットに近い場所に乗せられることが増えてくる。
この様な違いがスコアの差になっていると思います。
プロは5ヤードの幅に打っていくと言われるので正確に距離を把握する必要がありますが、スコア100から120のプレーヤーの場合は多少の高低差があっても50ヤード離れた所から自信を持って50ヤードを打っていくことが大切です。
自信を持って打ったボールはグリーンに乗っていたり、次持つクラブがパターだったりとそれ程スコアに大きな影響がある状況にはならないと思います。
アプローチの練習方法と考え方で大切なことは
・普段のラウンドでよく残る距離をしっかり測って意識して練習すること
・コースでその距離が残ったら多少の高低差があっても実際に測って練習した感覚を大切に自信を持って打っていくことです!
そしてグリーンに乗ることが増えてきたら次はターゲットの近くに打っていけることにチャレンジしてみてください。
ショートゲームでアプローチをするときに大切なのは
・ターゲットまでの距離がわからないまま打つ。
・何となく打ってダフったりトップする。
などのミスを減らしていくことだと思います。
あなたがラウンドする時、ショートゲームで普段意識して練習している距離が残ったら「チャンス!」と思ってチャレンジしてみてください!
若林由美リンクまとめ