GOLF coach Yumi Wakabayashi

ゴルフ、コンディショニング、コーチング、プライベートについて書いているブログです。

スコアアップの鍵!ショートゲームの基礎知識

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ゴルフコーチの若林由美です。

前回の記事でスコアアップの鍵はホールでのエリアを4つに分けて考えることを提案しました。

エリア4つのうちストロークが最も多いのがグリーンでのパッティングという説明をしました。

その時の記事がコチラ

 

bayashi0517.hatenablog.com

なぜ、パターからなの?

多くのレッスンでは構え方、グリップの握り方、バックスイングの上げ方、体の使い方などゴルフゲームよりも打つという技術に重きを置いたものが多いと思います。

勿論大切なことだと思います。

しかし、もしあなたが平均ストローク110〜100のプレーヤーで100切りが中長期の目標という方は今持っている技術で100切りを達成できると私は思っています。

打つ技術は練習していく過程で精度は上がっていくと思います。

しかし何のために構え方、グリップの握り方、バックスイングの上げ方、体の使い方などを練習しているかわからないと中々上達していることが感じられなくなりゴルフ自体がつまらないものになってしまうのではないか?と私は危惧しています。

そこでパター練習からはじめて出来ることを増やしてステップアップしていって欲しいと考えています。

パターは

・比較的短いクラブなので扱いやすい

・ゆっくりのスピードでクラブをコントロールするので修正しやすい

・耳や目、手など五感でインパクトの状態を確認しやすい

パター練習をすることで覚えて欲しい3つのこと

1、ボールを芯で捉えて打点について意識する

2、クラブスピードとボールスピードをコントロールすることで距離に影響を与えることを学ぶ

3、フェース向きをコントロールすることでボールの球筋や出球に影響を与えることを学ぶ

まず3つのことを理解して練習していくことで前回の記事パター数を減らす4つのステップにも記しましたが、パター上達の過程を進んでいけると思います。

パター数だけ減らせばでいいの?

スコア100切りを目指す時トータルパター数を40目指すことを目標に据えましたが、それでも100が切れないという時は、ファーストパットを打つ距離に注目してみてください。

18ホールのファーストパットの距離をスコアカードに書いておくのもいいと思います。

カップの近くに乗せればいいのかというと実はそんなに簡単なことではないということは実践で感じていると思います。

ファーストパットを打つ前の距離って何ヤード?

スコア110〜100のプレーヤーがグリーン周りからグリーンに乗せる確率が高い距離は

私の指導経験上恐らく30ヤードくらいだと思います。

30ヤードなんだ?と思ったかもしれません。

スコア110〜100のプレーヤーが18ホールの中でティショット、2打目以降のショットを打ってグリーンに乗せられそうな距離は50〜60ヤードくらいというのが多いと思います。

実際50〜60ヤードからグリーンを捉える回数は何回くらいありますか?

100%乗りますか?

70%ですか?

恐らく50%あるかどうか?だと私は感じています。

もしあなたが50%の確率だとしたら70%を目指して50〜60ヤードの距離からグリーンを捉える練習を意識して行なってみてください。

カップの近くではなくていいです!

グリーンに乗るまたはパターで打てるところにいく。

まずはこれだけでいいと思います。

スコアは停滞の可能性あり

50〜60ヤードの距離からグリーンに乗る回数が増えたらロングパットが残ることもあると思います。

10メートル以上のロングパットが残れば3パットの回数も増えるかもしれません。

50〜60ヤードの距離からグリーンを捉える練習をしてグリーンオンする回数が増えたのにスコアが良くならない!とガッカリするかもしれません。

しかし確実にあなたのゴルフゲームの地力は上がっていると自信を持ってください。

グリーンに乗る回数が多くなってパター数が増えたら前回の記事を参考にパター練習を行いましょう。

ゴルフに終わりなし

これをしたらゴルフのスコアが一気に縮むという方法が残念ながらないということをお伝えしなければいけません。

ゴルフコーチはゴルフが上達する順番を伝え、あなたにとって不必要なものを取り除くことが役目だと私は思っています。

私が提案することを受け取ってくれたら必ず昨日のあなたより確実に上達していると思います。

スコア110〜100の人がスコア100を目指す時、パターと短いクラブを中心に練習してコース戦略を考えていくと100の壁は意外と早く突破できると思いますので、是非参考にしてみてください!

 

 

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