GOLF coach Yumi Wakabayashi

ゴルフ、コンディショニング、コーチング、プライベートについて書いているブログです。

遅咲きの自立心

 表舞台から降りたBayashiが

もう一度表舞台に立つ為に始めたことは、、、

【ツアーキャディ】

という仕事と豆腐屋でのバイト。

 

当時仲間がツアーに出ていたので担がせて欲しいと懇願。

今はツアーキャディは当たり前になりましたが、当時はハウスキャディさんが主流の時代。

同時期にプロになった仲間の活躍を裏方として支えるのは複雑な気持ちもありましたが、

意外と自分は裏方の仕事好きかも!

と思っていました。

とはいえ、毎週担ぐわけではないので収入になる仕事をしなきゃ!!とこの時漸くBayashiの心の中に

【自立心】

が芽生えます(既に30超えてますwおっそ〜って感じ)

 

【労働に対して対価をもらう】ということを

正しく経験していなかったので金銭感覚がかなり

おかしい(笑)

 

叔母が豆腐の製造業を営んでいたので、

「ツアーキャディの合間になりますがバイトさせてください。親には相談してません!

自分で決めました!!」

30ですよ?それくらい普通でしょ?と思いますが

Bayashiは真剣でした(笑)

もう今となっては恥ずかしくて笑うしかない!

 

1時間働くといくらもらえてそれを何に使うか?

大事な体験だと思いました。

 

朝4時から豆腐屋の仕事をして、キャディを頼まれれば帯同して全国を飛び回る。

一年半くらいそんな生活をしてキャディバックを担ぎながら

「自分何やっているんだ?これでいいの?」

 

そんな自分の声が聞こえてもう一度表舞台に立つ為

古巣の「東松苑」に社員として入社させてもらい

【仕事】をしながら【ツアー復帰】を目指しました。

 

その時立てた目標は

・3年間はツアー復帰を目指して頑張ること。

・社会人として仕事で収入を得て自活すること。

 

3年の予定が5年になりましたがその時の経験から

得たものは大きかったです。

・ツアー復帰のための予選会で惨敗

ツアー復帰は無理と悟り、45歳からのシニアツアーに照準を切り替える

・配属された練習場の売り上げが3年で3倍以上

師匠の思いを引き継いで練習場を綺麗に整備した(やったのはこれだけですw)

古巣の強みを生かし管理課の人、研修生、キャディさん、事務員さんを巻き込んで荒れ果てていた練習場を復活!

・ゴルフ指導を始めたこと

メンバーさんにレッスンを頼まれたのがきっかけ。

自分の知っていること、経験を踏まえてレッスンすることでお礼を言ってもらえて、しかもお金がもらえる!

有難い仕事に出会えたと思いました。

 

夢は破れましたが、その結果いろいろな体験をして

たくさんのことを学んだ30代。

40代前半に経験したことも大きな学びがあり、

今年50歳を迎えて自分が考えている年齢像と体力的なギャップと2020年のコロナ渦により自分の心の声に耳を傾けられる様になりました。

 

Bayashiの自分史をザッと振り返られたのでこれからは少し

備忘録に近い感じで書き記していきたいと思います。