ゴルフコーチがトレーナーになった理由
専門職が【ゴルフ】なのに
なぜトレーナーの資格を取得したのかというと、、、
現役時代、極度の【イップス】になったから。
スポーツ選手としては決して体格が大きい方ではない。
特質する部位もない。
器用さもない。
無い無い尽くし。
それでもプロテストに合格できたのは364日、朝から晩までゴルフのことだけを考えることができて、
厳しく指導してもらえて、世界レベルのスイングの
お手本を目の当たりにできる環境があったからこそ。
恵まれた環境で7年3ヶ月全力で取り組んだからただの「普通」の人が普通じゃない夢を叶えることができたと思います。
しかし、プロテスト合格の1年半前に師匠は他界。
ゴルフと人生の羅針盤を失ったBayashiはどこへ進んでいいのかわからず人生の迷路に迷い込んでしまいました。
厳しい指導とはいえ自分で考え、判断し、行動することをしてこなかったためプロの世界にいってからの
Bayashiは【借りてきた猫】【ガラスのハート】という代名詞を付けられるほど手も足も出ない状態。
しかし【できない】【辛い】【怖い】【不安】【辞めたい】などというネガティブな言葉は決して吐けない状況。
丸腰で戦いに臨めば「滅多打ち」にされるのは必須。
毎試合傷ついて自信を失くしてボロボロ。
人前でゴルフをすることが怖くて不安で気持ち悪くなる。
こんな状態で良い訳もなく、ありとあらゆる良いことを試すが一向に調子は戻らず。
試合で「100叩き」してついに心が折れ、プロとしてのプライドも意地もズタズタになりクラブを置くことに(山口百恵さんみたく惜しまれての引退じゃないところが辛い笑)
それでもゴルフ界から離れられず悶々としていました。
そんな時に「4スタンス理論」の提唱者 廣戸総一氏に出逢いBayashiの長年の悩み【イップス】の話をしたら
「よかったね〜イップスになって。それは脳がこれ以上今のスイングをしたら故障するからストップをかけたんだね。」
と笑顔で強烈な一言を浴びせてくれました(はい?今よかったって仰いました?って顔してたと思います)
それ以来、廣戸先生の人柄とお弟子さん達の真摯な姿勢に感銘を受けて身体理論を学び続けています。
はじめは自分のカラダの怪我と不調を整えるため。
段々とゴルフ指導に活かせると思い「レッシュ理論」を12年かけて少しずつ理解を深めています。
廣戸先生の仰る理論は【日本の所作】を重じていて身体理論の奥深さを感じます。
まだまだ答えも正解もわからないけど廣戸先生のセミナーや書籍で学び続けて痛みを【当たり前】と思って
日常を過ごしている人、
カラダの声に気づかず無理して運動をして故障を抱えている
アスリートやアマチュアに本来持っている能力に気づき、パフォーマンスを上げるお手伝いをしていきたいと思い
【ゴルフ指導】と【トレーナー】という職業を仕事にしています。
そして現在はクライアントの目標達成のために【コーチング】を勉強しています。
【ゴルフ指導】【トレーナー】【コーチング】
このトライアングルがバランスよく自分に身についてきたら誰かのために少しは役に立てるかなと。
プロゴルファーとしては実績も稼ぎもないけどBayashiがプロゴルファーになるまでにたくさんの人に応援してもらい、支えてくれた家族に恩返しができるのではないかと思うのでもう少し頑張っていこうと決意を新たにブログやYouTubeを始めました(結構勇気のいる決断で中々始められなかったー)
【コーチング】についても少しずつ書き記していきたいと思っています。