GOLF coach Yumi Wakabayashi

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スコアアップの鍵、パター上達に向けて知っておくことと練習方法

ゴルフコーチの若林由美です。

今回はパターについて。

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スコアアップの鍵、パター上達に向けて知っておくことと練習方法

パッティングについてのコツやテクニックの情報はたくさんあるので何から始めたらいいかわからない方も多いと思います。

あなたがスコア100〜110でまわるプレーヤーの場合グリーン上にいくまでのショットのことで頭がいっぱいでパッティングについて神経が回らない!という方もいるかもしれません。

パットイズマネー

プロの世界では優勝のかかった1メートルのパターを外し優勝を逃したら、2位は優勝賞金の半分になってしまうのでプロの世界ではパターの一打の重みが全く違うということがゴルフ中継を観ていてわかると思います。

しかしスコア100〜110で回るプレーヤーの場合そこまで頑張らなくてもいいと私は思っています。

しかしあなたがスコア100切りを目指すなら知っておいて欲しいことがあります。

ホールをエリアに分けて整理する

ホール(コースの中の1ホール)であなたがプレーするエリアを4つに分けて考えてみましょう。

1、ティショット

2、次のショット

3、グリーン近くのショット(〜50ヤード以内)

4、グリーン

この内どのエリアが多くてスコアが100以上になっているのか、まず分けて考えてみることが大事だと思います。

1、2、3が多い場合についてはまた別の記事で書き記していこうと思いますが、今回は4のパター数について考えていきましょう。

ラウンドでトータルパター数40を目指す

スコア100〜110のプレーヤーが100切りを目指した場合の4つのエリアの打数の配分(18ホール)をみていきましょう。

1、ティショット→18回

2、次のショット→18回(ショートホールがあるので-2~-4回)

3、グリーン近くのショット→18回

4、グリーン→40回

スコア100〜110のプレーヤーの人は上記の様なエリア配分をイメージしてもらうと90~94で回るってこんな内訳なんだな〜とわかりやすいと思います。

もし1〜3が上記の内訳通りならショットの数が50〜54回。

18ホール全て3パットならトータルパター数54回。

スコア104〜108になる訳ですね。

ここでいきなりパター数を10打以上縮めて100切りしましょうとは言いません!

パター数を減らす4つのステップ

パターが上達していく順番は

①芯で打てる

②自分の距離感がわかってくる

③タッチに合わせてラインが読めてくる

④ラインも距離感も合ってくる

普段コースで打点なんて意識してないよ!という方は、すごくオーバーしたりすごくショートしたりしてパターを持った時に一体どれくらい打ったらいいかわからなくなったという経験がある方も少なくないと思います。

そこでまず芯で打つことを練習して、芯で打てたかどうか自己採点で構いませんので知ることが大切になります。

そこでまず、あなたが優先して練習することはパターの芯で打つ練習です。

芯で打つ練習方法と確認

〜確認方法〜

a,わざと芯を外して打ってみる

b,ショットマーカーをパターに貼って打点を確認

a,のわざと芯を外す練習は極端にヒール(自分から見て手前側)とトウ(自分から見て芯より遠いところ)にボールを置いて打ってみてください。

芯で打つ練習の時は、芯にあたる場所に印が付いているものが多いと思うのでその辺りにボールを置いて打ち比べてみてください。

ショットマーカーを貼って3箇所違うところで打った打点を確認してみてください。

今はa,b,の練習をして打った時の感触が違うことがわかればいいと思います。

〜練習方法〜

芯で当たる感触がわかったら次に試して欲しい練習は

ア、構えで手元の位置をインパクトの形でセットする

イ、アの形を保ったまま、どの距離でも手を動かす幅を同じにする

ウ、打つ距離を変えるときは手元を動かす速さをインパクトの時に変える

この3つを意識して練習してみてください。

ウ、のスピードを変える目安としてメトロノームを活用するというのがオススメです。

ひつこい様ですが(笑)

まずあなたが優先して練習することは、パター数を減らす4つのステップの①芯で打てるです。

あなたが心地いいタイミングで芯に当てられる様になってくるとあなたの基本の距離がわかってくると思うのでターゲットを決めずに練習してみてください。

例えば、あなたが心地いいタイミングで芯で打てた距離が平均5メートルだとします。

その距離を基準にインパクトの時に少し速く手元を動かして芯に当てる練習をしたら5メートルよりも遠くに行くと思います。

次に、5メートルの時よりゆっくり手元を動かして芯に当てる練習をしたら5メートルよりも近いところで止まると思います。

これはどのクラブでもインパクトの時のクラブのスピードとボールが飛んでいくスピードが飛距離に影響を与えるということをパターで学んで欲しいと思います。

パターの練習を通してショットに繋がる要素を学べるとしたら、、、?

まず、あなたが優先して練習することはパターの芯で打つ練習です!(大事なので3回繰り返しました笑)

 

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